西都校区内のJR九大学研都市駅南にある国指定史跡「山ノ鼻古墳」と「山ノ鼻古墳公園」で第2回灯明まつりが校区自治協議会の主催で11月2日(土)、開催されました。
今年の灯明まつりには、校区内住民のほか、小中学生、高校生、大学生など、総勢約180人がボランティアとして参加しました。参加者は紙袋に砂を入れ、中にロウソクを入れる灯明づくりの作業に取り組みました。
出来上がった灯明は、一輪車やリヤカーで指定された場所に運び、一つひとつ、丁寧に展示しました。今年は灯明の数を約6千個に増やし、このうち西都小学校児童が約千個、近くの保育園児が約60個の紙袋に思い思いに描いた絵やメッセージの灯明が並べられました。
メイン会場の公園中央部には「西都の花畑」として色とりどりの灯明が並べられ、中には近くの女原亙窯跡から出土した鴻臚館の亙をデザインした灯明もありました。
令和元年の今年は、山ノ鼻古墳の斜面に「令和」の文字を灯明でつくる作業に福岡舞鶴高校の生徒が取り組み、日没とともに見事な「令和」の文字が古墳の斜面を彩りました。
今年は天候にも恵まれ、校区内外から約5千人が灯明まつりを見学に訪れ、幻想的な地上絵を盛んにカメラに収めていました。